夜間電力を利用して家をまるごと暖める

 

2017/3/20

"風"と"音"のない室内空間

暖房器といえばまず石油ファンヒーターかエアコンが思い浮かびますね。室内の空気を暖房器内で暖めて人がいる方向に吹き出します。吹き出すために送風機(ファン)が備わっています。ということは暖房されている部屋では常に暖気を送り出す"風"と送風機が稼働する"音"があるということす。でも皆さん、おそらく気にされてないことと思います。気がつかなくても"風"は埃を舞い上がらせ、ファンの"音"は音楽や会話の楽しみを半減させているのです。ところが床暖房の家では"風"も"音"もありません。風と音のない室内はどれほど快適なことか?住んでみなければわからないのです。
 

木の家の床暖房は無垢フローリングが使えます

 

床暖房で全館暖房

床暖房設備は一般に高価なものです。そのためか1室のみ、あるいは一部分のみに敷設される場合がほとんどです。対して木の家の床暖房は1階床下全面に敷設します。玄関、ユニットバス、トイレ、廊下ももちろん含まれます。2階寝室内へは1階床下から直接暖気を送り込みます。その結果、全館暖房となるわけです。この床暖房を経験したお客様が新しいお客様をご紹介いただき、今では弊社の半分弱のお客様に採用される暖房設備となりました。木の家の床暖房は、住んでみて誰かに伝えたくなる快適さであったということです。
 

試しに正月3日間旅行するので運転を止めていたが、帰ってみたら20度をキープしていたとのことです

 

床暖房は暖かさの質が違います

石油ファンヒーターの仕組みは灯油を燃焼させて熱を取り出し、熱で空気を暖めファンで送り出します。灯油が燃焼すると熱とともに二酸化炭素と水蒸気が発生します。水蒸気が冷えると水となります。いわゆる結露です。結露はカビを誘引しカビはアレルギーの原因となります。
一方、エアコンは室内の空気を室内機内の熱交換器を通すことで空気を暖めファンで送り出します。空気を暖めると湿度は下がり乾燥します。それは床暖房も同じですがエアコンは乾燥した空気を暖めたい方向(=人が居るところ)に吹き出します。以前、全館空調システムを設置させていただいたお客様に「ゆっくり晩酌していると刺身が乾いてしまう」と笑いながらですがお小言をいただいたことがあります。刺身はともかく、肌が乾燥するのは嫌ですね。
対して床暖房は足元からあたためます。送風機はありません。床からの輻射熱暖房です。弊社の温度測定実験では、1階リビングの室温が22度の時、床の表面温度は26度、2階寝室の室温は20度という結果が出ています。家の中は1階床がいちばん暖かく上に向かって少しづつ低くなっていく状態でした。

室内は24時間ほぼ一定温度であることに注目

 

夜間電力で蓄熱、昼間は蓄熱槽から放熱して24時間暖房

快適なのは良いとして、皆様がいちばん気になるのはランニングコストだと思います。木の家の床暖房は空気から熱を取り出すヒートポンプを利用しています。夜間の安い電気を使ってヒートポンプを運転させ、屋内を暖房するとともに床のコンクリート蓄熱層に熱を貯めます。昼間は蓄熱層からの放熱を利用して床暖房を継続させます。これを一日のサイクルとしてプログラムし、冬の間ずっと繰り返します。ということは、床暖房のスイッチを入れるのは冬のはじめで、スイッチを切るのは春が訪れる時期ということです。そのあいだ施主様は何もすることはありません。そして下の表がお施主様からいただいた1年間に掛かった電気代です、太陽光発電6kWシステムによる売電金額も記載されています。この家はオール電化住宅なので冷暖房のほか、給湯、照明、調理、家電をふくむ電気代です。参考としてください。

名古屋市中村区、木造軸組工法2階建、延床面積41.2坪


 

薪ストーブは冬を楽しい季節にする

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