Owner's Voice
将来のことを考えて、暮らしやすい木造平屋建の家を建てることにしました。
時代遅れでないデザインで、楽しさと遊び心を取り入れた家にしたい希望を伝え設計をお願いしました。
色々なプランをご提案いただき、打合せを重ねて完成した我が家のリビングキッチンは、勾配天井を生かした開放感のある気持ちの良い空間となり、子供部屋と居間の上部にはロフトを設けたことで、収納を兼ねた趣味部屋としても利用可能な空間ができ、希望通りの家になりました。
また趣味でバイクに乗るため、防犯面を考慮したガレージを希望したところ、家とガレージを繋ぐウッドデッキからもアクセス可能な設計でとても便利に安心して利用しております。
家づくりの打合せは回数を重ね、基本的な部分は早い段階で決まっていきましたが、色合わせや配置など細かな部分になると取り寄せていただいた小さなサンプルやカタログではイメージが湧かず難しいことがありました。そんな時は、家族で各ショールームへ足を運んだり、SNSを参考に完成をイメージする作業が必要で予想以上に手間がかかりました。外壁選びの際には、過去に建てられた数棟の建物の見学へご案内いただき、とても参考になりました。
ただ想像以上に決めることが多く、セット化されていたらもっと簡単だったかなと思う瞬間もありましたが、完成した我が家を見て、どこにもないオリジナリティのある家になり、大変満足しております。最初の打合せから完成までを振り返るとそのひとつひとつの過程も良い思い出になりました。
最後に「むしろこれからが永いお付き合いになります」と言っていただき、「建てたら終わり」でない家づくりに、改めて納得と感謝の気持ちを感じています。
Designer's Voice
このお住まいは、市街地に近い住宅街に位置しています。前面道路は決して広くはありませんが、それなりの交通量がある「南向き」の敷地です。通常、こうした条件では道路側に駐車スペースを配置し、その奥に建物を構えるレイアウトが一般的です。
初めてお施主様にお会いした際、某ハウスメーカー様の手書きプランを拝見する機会がありました。間取り自体は工夫されていましたが、一つ懸念がありました。それは「道路からの視線」です。そのプランのままでは、せっかくの開放感も、実際にはカーテンやシャッターを閉め切ったままの生活になってしまうことが目に見えていました。
家づくりにおいて、多くの方は「建物そのもの」に意識が集中しがちです。しかし、本当に心地よい住まいとは、周囲の環境や街の空気感と調和したものです。周囲に溶け込み、景観を損なわず、プライバシーを守りながらも、決して閉鎖的になりすぎない——。私たちは常に、その絶妙なバランスを追求したいと考えています。
ご縁をいただいたお施主様には理想に近い設計を具現化させていただき感謝の念に堪えません。